2005.12.10 年の瀬
うちのitunesライブラリに入っている曲で、iMixを作ってみた。
(タイトルクリックでitunesが起動します)
1.我が青春の'90s
T-BOLAN『離したくはない』
Cocco『強く儚い者達』
Globe『Anytime
Smokin'Cigarette』Can'tStopFallin'Loveじゃないところがミソ。
Mr.Children『Tomorrowneverknow』
宇多田ヒカル『Automatic』
横山輝一『YA-YA-YA』
B'z『Bad
Communication』
上々颱風『愛よりも青い海』
奥田民生『サーキットの娘』
松本孝弘『#1090
ThousandDreams』
2.R&B他、なんだかお気に入り
Char『Bumboo
Joints』
Char『Mustang』
大野雄二トリオ&フレンズ『Theme
fromLupinlll』
FriedPride『StreetWalkingWoman』
FriedPride『NorwegianWood』
佐野元春『ジュジュ』
佐野元春『石と卵』withBonniePink
StevieRayVaughan『LittleWing』
TheatreBrook『ドレッドライダー』
かまやつひろし『ゴロワーズを吸った事があるかい』
佐藤竹善&Char『Change
theWorld』
SkooponSomebody『amanogawa』
東京エスムジカ『月影のワヤン』
CoolDriveMakers『スパイのハリー』
小島麻由美『赤と青のブルース』
坂本龍一『Steppin'toAsia』
Oenelope
Houston『SweetHeart』結婚式に使いました。
B.J.Thomas『雨に濡れても』
3.カルトミュージック
笑福亭鶴光『鶯谷ミュージックホール』
タモリ『構内放送・韓国語と北朝鮮語』
間寛平『開けチューリップ』
タモリ『4カ国語麻雀』
坂田利夫『アホの坂田』withチャーリー浜
タモリ『6カ国語サンタクロース』
野坂昭如『ソクラテスの唄』
タモリ『中国語のイパネマの娘』
アントニオ古賀『クスリ・ルンバ』
左とん平『とん平のHeyYouBlues』
沖田浩之『E気持ち』
今、自分のサイトを開くとしたら、おそらく間違いなくiPod~iTunes関連情報のサイトを作っていたと思う最近です。
あんまり物欲の強くない血筋に育ったせいか、子供の頃爆発的に流行っていたウォークマンを手にする事もなく、齢30半ばになって初めて携帯プレーヤーを購入。正直、まいった。音楽を持ち歩くという事がこんなにいいものとは。この感動を知らずに今まで生きて来たかと思うとちょっと悔しい。
itunesじゃないけど、佐野元春が面白い企画をやっていましたので↑貼付けてみました。バナー下部左寄りの位置にあるボタンをクリックすると、新曲『星の下 路の上』を少しだけ聴く事が出来ます。さて、佐野元春と言えば”自分の音楽を聴きたい人が、iPodだから聴けないというのはおかしい”ということで、世界で最初にSONYのシバリを破ってiTunesミュージックストアに作品を提供したアーティストです。
僕がこのアーティストに惹かれてやまないのは、この人に普遍的なかっこよさを感じるからです。”夢”や”愛”、”友達””幸せ””希望”といった、僕みたいな凡人が口にすればダさくてしょうがなくなる事柄をテーマに歌を作り、歌詞を書き、それなのにかっこいい。嫌みのない共感を感じる。これはじつはすごい事だと思う。ともすれば使い古された、一般的すぎる事をテーマにして、それがかっこいいなんて。そして悟らせてくれるのだ。”夢”や”愛”がダサいのではない。口にする僕らが、じつは役不足だったのだ。言葉の、本当の魅力を引き出しきれていないだけなのだ。
小手先の変わった事を演じてみせてかっこよいフリをしているのではない。普段の生活の中でにじみ出てくるかっこよさ、夢や希望を語る時にひときわ大きくなる魅力、そんな男になりたいと常々心に誓い続けてもうン十年だが、いまだにその境地に到達しないのは一体どういう事なんだろうか(笑。
2005.08.16 ミュージック・バトン
1.Totalvolumeofmusicfilesonmy
computer(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
586曲の2.59GB。ただし玉音放送やらタモリの一発芸なんてのも入ってます。
2.Songplayingrightnow(今聴いている曲)
今この瞬間流れている曲は、フリップフラップの「夏休み」。
聴くのはなんでもまんべんなく、ですが、最近買った&入れた曲をやはりよく聴いてます。
ショウ・リーの「12時間前」、aikoの「花火」、ディアマンテスの「コンドルは飛んで行く」、りんけんバンドの「安里屋ユンタ」、T-ボランの「離したくはない」がヘビーローテーション。
3.ThelastCDIbought(最後に買ったCD)
買ったのはTheHarpConsortの「SpanishDances-TheHarpConsort」。スペインのエリート古楽集団・The
HarpConsortが16,7世紀の民族音楽を当時の楽器を使って復活させた名盤。
借りたのは東京エスムジカの「ワールド・スクラッチ」
日韓の女の子デュオが作る、無国籍Pop。
4.Fivesongs(tunes)Ilistentoalot,
orthatmeanalottome(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
サザン「栞のテーマ」
初めて買ったCDシングル。
スティービー・レイ・ボーン「LittleWing」
ジミー・ヘンドリクスのカバーだが、ギターでこれだけの情感を表せるとは、と感動しまくった。
喜納昌吉&チャンプルーズ「花」
「花」はたくさんの人がカバーしているが、聴いて涙が出るのは本家・喜納バージョンだけ。
この曲をきっかけに、喜納昌吉~沖縄音楽に興味を持つことになる。
有頂天「愛のまるやけ」
かなり難しい内容の現代詩を、曲後半で絶唱するケラがかっこいい。インテリ派インディーズというジャンルがあることを教えてくれた。
吉川晃司「adaygoodnight」
吉川というか、これをカラオケで歌った私の友人がかっこよかった。こいつとはよく二人でカラオケ屋に行って、吉川vsB'zなどと朝が来るまで騒いでいた。
5.FivepeopletowhomI'mpassingthe
baton(バトンを渡す5人)
渡してほしい人、連絡ください。
2005.6.25 その頃は・・・
総務と経理を兼任していると、なにかと月末は手が離せなくて・・・。
んで、夜遅く車を飛ばして帰っていると、無性に昔の事(サラリーマンになった当時)のことを思い出してしまう。
20代で就職して、30過ぎまでずっと営業職だった。出版社にいた頃は、お客さんが役所だったこともあり、それこそ福岡県全土をぐるぐると廻っていた。
訪販も2年くらいやった。このときは本社直属の販売部隊だった事もあり、山口~沖縄までが営業エリア。
訪問する地区を月の頭に決め、月曜日から水曜日までリストを使ってアポイントを打ち込む。木曜日~土曜日にかけて訪問を行う。車は持ち込みで、月に軽く3000キロは走っていた。
はじめて自分で買った車が、トヨタカローラレビンAE92GT-APEX。かの有名なハチロクの子孫だ。
とにかくデザインが優れていて当時ミニマークツーだとか言われていたと思う。それでエンジンはトヨタ伝統の4-AG。初期MR-2や、もちろんハチロクにも搭載されていた生粋のスポーツエンジン。ライバルはシビックだったし、うまくやればシルビアだってカモれた。
この車を使って、九州各地を回った。本当に走り回った。鹿児島県鹿屋市から山を越えて宮崎県に抜けた。知らない山道を使って、地図を片手に熊本の人吉から水俣に入った。金がないから、高速道路のサービスエリアで野宿した。10号線を使って、宮崎から大分、福岡まで走った。夜間のこの道は、なぜか標準速度が80キロ(笑)で、若造だった僕にとっては非常に恐いような、大人の仲間入りが出来たような、そんな気分に浸れた。
まだ高速道路が九州を縦断していなかった頃、宮崎県えびの市から高速登り口の人吉インターまでいかなければならないのに降雪のため道路が封鎖された事もある。土曜の深夜だった。帰れないよ!しょうがないから大分経由の大外回りで帰福したこともある。
車が変わった。同じレビンだけどこんどのやつはボディが黒、しかもスーパーチャージャー付きでボンネットにマッドマックスみたいな突起物があり、吸気口がついている!
こいつが、アクセルを踏むとスーパーチャージャーのシステムが働いてエンジン音の中にかすかにフォーンと聞こえるんだ。そしてタイヤから白煙を巻き上げつつ、発進!
(スーパーチャージャーってのは、ターボの仲間。ターボが排気ガスの圧を使ってタービンを回し、エンジンの燃焼室内に普通じゃ入りきれない量の混合気(気化したガソリンと空気の混じりあったガス)を強引に送り込むのに対し、スーパーチャージャーはエンジンの回転から直接ベルトでブロア(ふいご)を動かし、混合気を送り込む。ターボと違ってたくさんの排ガスを必要としない=エンジンのかかり初めからすぐに機能するという利点がある。当時のメルセデスやトヨタマークツーが採用していた、どちらかといえば贅沢品のシステムだ。そういえばスーパーチャージャーとターボの両方を搭載したスーパーターボとかいうマーチが存在したな。乗ってみたいぞ)。
当時のトヨタのラインナップでは、スープラのツインターボに次ぐダッシュ力を誇ったデタラメな車だった。だってボディは軽量級、カローラの2ドアだよ。・・・
踏んだら本気で速かった。高速道路等の高速巡行は、さすがにベンツやクラウンの独断場だが、普通に踏んでもホイールスピンする生きの良さは、山や町中で便利だった。ただし車重バランスが悪く、乗りこなしには時間がかかった。それだけに、再度乗りたい車No.1である。
熊本市から水俣に抜ける道中のラーメン屋さん、あやしいゲームセンター、鹿児島のネギラーメン屋、やたら話しかけて来たスタンドのあんちゃん、道を教えてくれた佐賀市のスタンドのあんちゃん、スーツ姿のお客さんはが珍しいと、人なつっこかった天草の旅館のおばちゃん、きんかんの砂糖漬けを教えてくれた鹿児島のおばちゃん、そして、多大な迷惑をおかけした当時のお客様達、夕暮れになると側溝のふたの隙間から蒸気が吹き出す長崎某所の海岸沿い、真っ暗で、前の車のテールランプを見て走る以外になす術の無かった大分の日田周辺の山道、夕暮れにはレインボーブリッジ並に美しく映える福岡の都市高速道路、道が分からなくなり何度も折り返した大分佐伯市、宮崎市で見つけた、隠れた名店的なハンバーグ屋さん、爽快としかいいようのない天草有料道路、鹿屋で泊まった、土木のおいちゃん達専用の旅館。・・・思い出す風景といえば、先の方にぽつんと明るい公衆電話のある夜道、ライトに照らされた山の木々、シャッターを降ろした夜の飲食店街、ライトの照り返しが異常にまぶしかった雪の道、海岸を右手に走る、真っ暗な10号線、ひたすらに続く椎葉道路。
振り返ると、サラリーマン人生の半分以上はひとりで道を走っていた、そんな気がする。
楽しい事は何一つ無かった。しかしこれが今の僕を形作っているもののほとんどだとしたら、僕はもっと反省しないといけないのかも知れない。
2005.4.29 科学とウナギとニンニクの芽
おそらく高校生の頃に読んだ星新一のエッセイの中に、忘れられないフレーズがある。
スペインを旅行中、星氏はリストランテで出されたウナギの稚魚とニンニクの芽の炒め物を食べた。そしてその味わいの素晴らしさに非常に感心している。
~この世には、神様がこっそり仕掛けたいろんな謎や仕掛けがある。このウナギとにんにくの料理がそうだ。この異質な食材を組み合わせて料理することで、感動を覚えるほどの味わいが生まれた。これこそ神の方程式だ。我々人類には、こういう神の方程式を探し出し、読み解く楽しみがある!~たしかそんな内容だった。
僕はある別の日に、ある授業で世界最初の大学の話を聴いた。
世界最初の大学は、イタリアで生まれた。科目は科学である。なぜか。それは、科学とは神がこの世界を創造したときに用いた仕掛けを読み解く手段であり、科学を学ぶことは神の叡智をより深く学ぶことになるからだ。
星新一は、おそらく生まれながらにして科学者の資質を備えていたのだと思う。しかし科学の道を歩むこと無く、文筆家として活躍した。
星新一のような人物が小説家という職を選択したこと---あるいはこれも、神の方程式だったのかもしれない。
そして、僕やあなたの今生きている環境、出会いは、ひょっとしたら神の叡智に基づく神の方程式なのかもしれない。そう考えると、なにかとても素敵なことが起こりそうな気がしてくる。だから、今を楽しく、ワクワクしながら過ごしましょう。
2005.03.28 心構え
先週の話だが、これは書いておかないと。福岡西方沖大地震だ。
福岡は堅い地盤の上にあるから、震災は訪れないと信じていた。活断層はあるとはいえ、そんなの日本中そうだし、だからといって地震の心配をするのは、人間いつかはみんな死ぬのだからと不毛な気配りをするようなものじゃないのか、と思っていた。
当日、夫婦でテレビの前でひっくり返っていた。突然ぐらっと揺れた。
小さい地震はそう珍しくもないし、揺れが続いたけどそのうちおさまるだろう、くらいの気安さでのんびり構えていたらゴゴゴゴ・・・という地鳴りとも家鳴りとも区別のつかない音を伴いつつ、揺れは大きくなっていった。
シャンデリアが大きく揺れ出し、食器棚の食器が落ちて割れ出したとき、いろんなことがいっぺんに頭に浮かんだ。食器棚が倒れかかってくるのではないか。2階のタンスが倒れるのでは。押さえないと。でも両方いっぺんには出来ないし、どっちが高かったっけか。いや、嫁さんかばって怪我しないようにするのが先決か、とか。木造築30年のアパートそのものは大丈夫なのか、とか。
揺れがおさまり、すぐにテレビをつけて家族に電話をした。
さすがテレビ。速報で今回の地震の詳細がすぐに流れた。震源が博多湾沖!目の前じゃん。最大震度6が、福岡市と前原市!生まれ故郷だ。
電話は予想どおり、全然つながらなかった。なんだか嫁の解説によると、パニックを回避するため電話会社が一時的に回線を制限するらしいのだが、逆だろう。こういうときは他地方を制限してでも、災害地の回線をキープすべきじゃないか。
で、携帯も駄目。それでもしつこく両親にメールを飛ばした。届いたかどうかは不明だが。
一時間ほど家の中を片付けて、すぐに会社へ向かった。緊急の災害対策本部を、集まった社員で組んでお客さまの対応に備えた。旧い日本家屋の屋根と、ロックのかかったガス栓の復旧がこの日一番の大仕事だった。
地震は恐いということを、初めて知ることが出来た一日だった。神戸が揺れて、スマトラ沖が揺れて新潟が揺れても福岡は揺れない、それが今までの僕の考えだった。
実際、そうたびたびこの町に大地震が来ることは無いと思う。だがそういう問題じゃない。この防ぎ用の無い災厄に対してどう対処するかが問題なのだ。これについて、恥ずかしながら今回の僕は何をしていいのかも分からずにそわそわイライラするだけだった。
思い上がりを諌められて、まあいい勉強にもなりました。
2005.02.20 心意気
なぜか今、我が家にホビージャパンのバックナンバーが10冊くらいある。嫁様がコアなフィギュアを探すために入手したらしいのだが、いろいろとモデリングの参考になる内容で僕も読んでいる。
しかしこの家は、なんだかレアなグッズがよくたまるな。うちの奥さん、まさかここまで重症だったとは・・・。
さてフィギュアですが、リアルでものを作っている人達、その発想のすごさに驚かされる。ほんとうに不可能と言う文字が無いみたいに、いろんなものを作り出し、立体化している。009島村ジョーの髪型とか、まあ極端な例で恐縮だけど、とにかく解釈と検討を重ね、カッコよく立体化。
それと比べて、3DCG作品世界のなんとこぢんまりとしている事か。
何でも出来る、はパソコンの中のCGのお家芸のはずなのに。小さな価値観への執着、挑戦心の無さ、技術自慢、そんなものが作品世界の広がりの枷になってしまっているとすれば、3DCGはいつかはきっと見捨てられる。だって面白くないんだもの。
なにかの後を追うだけの3DCGには、僕は全く興味が湧かない。リアルや2Dでは見いだせないなにかを探している人達がわざわざ探し出して見てくれるような、そんな作品、サイトを育てたいな。
Macな話題
スタッフイットがバージョンアップしています。
アクト2
http://stuffit.act2.co.jp/mac/
ウィンドウズでは、おそらくラカやプラスラカなんてのが定番圧縮・解凍ツールなんでしょうが、残念なことにMacにはそんな便利なツールは存在しません。あ、ラカはありましたね。
そこでたいていの人は解凍にスタッフイットシリーズのスタッフイットエキスパンダーという長い名前の解凍専用ツールを使っている訳です。
ただ、Mac定番の.sitや世界標準の.zip形式で圧縮ファイルを作成しようとなると、お金を払ってドロップスタッフやドロップジップ等というツールを購入しないといけません。
このドロップスタッフはともかく、ドロップジップというヤツが曲者で、シェアに3000円くらいかかる割には、パスワードロックがかけられません。自分のパソコンの中だけの作業ならそれでも良いでしょうが、ちょっとコストバランスが悪いな、といつも思っていました。
書庫化ができないとか他にもいろいろ理由はありますが、スタッフイットシリーズ以外の、Mac対応の圧縮・解凍ツールをできるだけ探し出すというのがここ数年の自分のテーマです。
おすすめをひとつだけご紹介。
YOT
http://www2.mitsuya.nuem.nagoya-u.ac.jp/~tagaya/mt/archives/computer/zippist/index.html
圧縮ツール「ずいっぴすと」を配布。機能はシンプルですが、コマンド+ドロップでパスワードロックがかけられる。この一点だけでも、ドロップジップに勝っています。
2005.02.12 蔵開き
浜地酒造の蔵開きに行ってきました。
とにかく、寒い!空は曇り、空気は冷たい。
しかし、お披露目の新酒は米がぷんぷんと香り、雑味が少なくすっきりといい仕上がり!
この寒空の下、冷や酒で腹の底から温めてやるというのもおつなものです。
嫁のお父さんと酒の味では意見が合い、二日前に絞ったばかりです、という文字どおりの新酒を一升購入。すごい!お店じゃ絶対に買えない生きの良い(?)吟醸酒。普通の酒にはない香りがこれまたぷんとして、米というのはこんな味、香りを隠し持っているのか、それを引き出す酒造りの技術は賞賛ものだ、と感激ひとしおです。
振る舞いの白玉ぜんざいや地鶏焼き、酒粕カレー等で暖を取り、帰宅。
いかん、風邪引いてたんだった。・・・
期間中は無料試飲し放題(あくまで試飲)
浜地酒造
http://www.suginoya.co.jp/
2005.1.21 遺ったもの
SF映画「スターウォーズ」がSFの世界に(といいますか、SF的表現に)遺した功績は大きい。
まず、ライトサーベル。刃の部分がレーザーになっているアレだ。おそらく発想としては昔からあったと思う。しかし映像であれを見せられると、当時はもう感心する他なかった。もう20年以上前ですね。
ライトサーベルの発想は、さまざまな作品に取り入れられて今日に至っている。僕の覚えている限り、たしか機動戦士ガンダムのビームサーベルが最初だったのでは?
やがてライトサーベルは、それほど時間をかけずに今日なくてはならないSF世界の定番アイテムになってしまった。
そしてもうひとつの功績。それは、くだらないことでも真面目にやればカッコよく見えるということだ。
デススターの表面の溝を滑空するXウィングと管制塔のやりとり、スターシップ内での統制の様子。そこには確固たる軍隊としての規律があり、ルールがあり、組織としての働きがあった。そしてことさらそれを視聴者にアピールしていた。
これが作品にとてつもないリアリティを与えた。このリアリティがなかったら、おそらくスターウォーズは今程の評価は得られなかったのではないだろうか。
同様に、僕は宇宙戦艦ヤマトを評価する。ヤマトが遺した波動砲、ワープ航法、細かいところではエネルギー充填120%の発想、これらは現在のSFに、やはり定番として定着している。
さらに原作を読めば気が付くと思うが、松本零士のライフワーク(?)ハードメタルシリーズにも似た”つらすぎる現実感”が、作品に大きな影を与えて、非常に苦みの強いテイストをもたらしている。愛がどうしたという以前に、大冒険活劇であり、男達が揃ってシブい。
じつは昨年末、一昨年前の年末みたいに心に残ったアニメベスト10を書こうかと思ったのですが、もともと観た作品が少ない上に、クオリティに疑問があるものばっかりだったのでアップしませんでした。
ところでご存じでしょうか、ヤマトの不文律ですが、波動砲は絶対に人に向けては撃たないんです(劇場版では2以降はそうでもないっぽいんですが・・・)。
やたらと他人を傷つける作品は、もう結構。格闘すら今の僕はパスしたい。そんなもので喜ぶのは、2000年前の怠惰でどうしようもなかったローマの人達と同じだ。
2005.01.10 心新たに
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
正月休暇を利用して、iBookを初期化してみた。データが増えて、ハードディスクがいっぱいになったので、OS9を完全に消去することにしたのだ。
ShadeもOS10にネイティブ対応し、フォトショップも然り。もはや起動することもないだろうと判断したためだ。
そこで古くからのバックアップデータを引っくり返していたら、昔自分が作っていたウェブサイトのデータが出てきた。あるいは覚えてくれている人もいるだろう、「My
Sweets&Sours」だ。
開いてみると、色使いはじつにカラフル。低速接続の訪問者に配慮したデータづくり、PCに疎い人にこそ楽しんでもらおうという心構え等、いろいろ当時の自分に教えられた気がした。しかし、一昔前のサイトという印象を抱いた。なんとなくコンテンツのたて方や考え方が、古い。配慮が前面に出過ぎていて、内容が浅い。
翻って、このワイルドリーフ号は革新的だろうか。なにかに挑戦しているだろうか。深みはあるか。
間違いなく、旧サイト「MySweets&Sours」には、僕の血が通っていた。だからこそ、いろんな人たちが訪問してくれていたのだと思う。
もっともっと本気で、このワイルドリーフ号を育て上げたいなと思った新年でした。
2004.12.22 ひどい!
ここ数年増えて来たネット詐欺の1つに、身に覚えのない請求、というものがあります。いきなり有料サイトの閲覧料が未払いになっていますという内容のメールが来て、ここに書いている指定口座に振り込んで下さいと書いてある。笑って無視すればそれで終わりの話なんですが、この有料サイトがアダルトサイトみたいな、”あれ、ひょっととしてあそこのことかなぁ”と微妙な心当たりをついてくるとこだったりするから始末が悪い。
債務という観点で言えば、取引条件が明確に示されていて、それについて支払意志を明確にしない限り、たとえそれが結果的に商取引だったとしても支払義務は発生しません(泥棒は別ですよ)。つまり、相手が課金しますよ、という条件を確実に提示して、それに対して「はい」や「yes」ボタンを自分の意志で押すなりの意志表示を示さないと、債務は発生しません。
うちのサイト見たでしょ?あそこ有料でして、50ビューだから5,000円払ってね式の後出しじゃんけんは、お金の世界じゃ通用しないという事です。
問題は、最近増えているインチキ請求が、裁判所の名前で来ている場合です。
業者(たいがいはチンピラですが)が地裁を通して、支払督促を行うケースが増えていています。流れは以下の通りです。
1.業者はなにがしかの方法で入手した個人情報をもとに、金を払いそうなカモを選ぶ。
2.支払内容をでっち上げ、督促しても入金がない等の現状を地方裁判所に訴える。
3.債務の正当性を、裁判所はいちいちチェックはしません(捜査機関ではないのですから)。大抵の場合、業者の言うがままに裁判所は、カモにされた人物に対して支払督促状を発行します。
これが通常の督促状と違う点は、法的な強制力を持っているという所です。つまり、無視するとどうなるか。
業者側は無視を理由に、訴訟を起こす事が出来ます。
ここで明確に支払義務がない事を立証出来れば問題ありません。
ただ、カモ側に裁判所からの呼び出し状が届かない場合もあるんです。あるいは、届いても更に無視を続けてしまうケースもあるでしょう。
こういう場合、裁判所は、自分の敷地内にある公示版に、訴訟を行う旨を紙に書いて掲示します。これをもって、本人に告知したことになり、本人不在のまま、裁判。反論も無いまま結審。インチキ請求が、法的な執行力を伴う正当な請求に変わる瞬間です。もう、逃げられません。 この時点になれば、文句も通用しません。なんでもっと早く言いに来ないんだ?と逆にお説教食らうだけです。あとは支払を行うか、出来ないなら給料差し押さえも可能。業者の狙いは、まさにここにあるわけです。
本人不在でも裁判は出来るのか?と違和感を感じる人もいるでしょう。しかし考えてみれば、返事が無いからと裁判を延長していては、債権者側の利益を守れませんし、そもそも世の民事裁判の全ては成立しなくなってしまいます。
そしてこれは金融が逃げた客に対してよく行う方法です。法的な首輪ですね。行方をくらましても、例えば結婚や出産、就職等で役所に住民票を動かしに行った瞬間、支払命令書がポストに舞い込みます。
これは回収という点で言えば非常に効果の高い方法で、おそらくこういった方法が執れないと、特にサラ金は回収業務が成り立たないのではなかと思います。
もしあなた宛に、裁判所名で督促状が届いた場合、絶対に無視しないで下さい。所轄の裁判所に状況を説明して、支払義務が無い事を明確に意志表示して下さい。詐欺請求だった場合、100%業者側の負けになりますので、取り消しとなってそれで解決です。
ここで問題は、支払督促にしろ訴訟にしろ、金融情報に記載されてしまうという事です。むしろこちらのほうが、僕は問題だと思います。後々、たとえば車を買う、マンションを買う等で有志を申し込んだ際、与信調査に非常に大きく影響が出てしまうからです。10年近く消える事の無い、根拠の無いスネの傷。やられた側は、もう踏んだり蹴ったりです。
情報管理機関も、おそらく近いうちに何らかの打開策を出してくるとは思いますが、国は法的な整備を急げ!
ネットに巣食う、深くて暗い闇・・・知識を持つ人は、自主的に光を示す事。ネットがおそらく一番苦手としている自浄作用という働きが、今一番求められているのではないでしょうか。
2004.12.19 年の瀬
忙しい一年だった・・・
まだ12月半場にして〆の言葉というのも気が早いですが、なんだか過去2年くらいちんたらしてたのを一気に取り返す勢いでした。いやあ、鍛えて下さった現職場の皆さん、恨みを込めてお礼申し上げますありがとうございました。そしてこんな勤務状況でも、風邪ひとつ引かない体を与えて下さったご両親様、・・・これは真面目に感謝しないと。
今年一年を表す漢字が発表されました。”災”ですね。天災・人災を含めて、確かに落ち着かない一年でした。しかし”災”とは。そんなにひどい年だったのかな?
個人的に今年一番感じた”災”ですが、変質者の増加、凶悪な犯罪の増加、そして犯人検挙が出来ないということです。今の日本は、ひどい方法で人を殺しても捕まらなくなってしまいました。何故だろう?
一概に警察の操作能力を責めるのは問題の本質をついていないような気がします。このような土壌を形成している、住民である僕ら一人一人がもっと今の自分というものを考えないとダメなんじゃないかな。
暗い夜道に電灯をともす、夜警組を町内で組織する、駐車場やゲーセン等の死角を作らない、監視カメラ、いろんな方法が考えられて、実施されています。でも一番大切な事は、あそこの何処にはなんだかヤバそうな奴が住んでいる、週末になるとあの辺には族車が集まっている、この町はいつ頃こんな事件があった、とか、そういう生活のリアリズムを皆が持つという事が大事じゃないかな、と思います。
リアリティのある生活。というと、分かったような分かりにくいようなボヤけた感じがしますが、自分の住んでいる町に興味を持つ、好きになるという事でオッケーだと考えます。
美味しいラーメン屋、安くてセンスのいい花屋、店主がマニアックな中古屋、趣味が合う本屋、いくつ自分の家の周りに、見つけだす事が出来るでしょうか。
町を愉しむ・・・そのためにも残業はなるべくしないようにしよう。
ところで某所でおまわりさんが小学生に護身術を教えているシーンをテレビで観ました。金的蹴りですか。あれはなかなか効果的です。ただし子供特有の大きなモーションでは絶対に避けられます。そうなると逆効果ですね。
攻撃を成功させる極意は、まず他のことに気をそらせる事です。
蹴りを出す前に目つぶしを食らわす。軽く目に触れるだけでオッケー。当たらなくてもオッケーです。要は相手の意識をそちらにそらして、その隙にケリ上げれ!ということ。で、ダッシュで逃げる。
いきなりゲロを吐くというのも隙を作るには効果的です。
※さらっと書きましたが、悪い奴以外には決して実行しないで下さいね。
2004.11.20 残業キライ!
事務方ならではの考え方ですが、残業はダメだと思います。時間内に仕事が終わるように段取りし、定時が来たらサッと帰る。もちろんきちんと仕事は出来ている。これがカッコいい。
要領良く仕事を進め、時間内に予定を消化し、アフターファイブは家族のため地域のために力を使う。これが正しい社会人のあり方だと思います。ゴメン仕事の都合で・・・なんて言って家事や地域の活動から逃げているようじゃ、そんなのちっともオトナじゃありません。逃げの口実にされた「仕事」や「会社」に悪いと思わないのか。
ろくに昼間は仕事もしないで、時間が過ぎてバタついて、ブースカ文句垂れながら残業やっている人がいますが、手伝う気に全くなれないのは人事を尽くさずに天の助けを求める、上司や会社に責任を被せたがる姿勢に共感を持てないからです。また、遅くなればなるだけ、人件費や管理費が発生します。だったら人よりもコストをかけずに、人以上の成果を出すのがサラリーマンのプライドってヤツでしょう。
「頑張り」や「努力」そんなものは貴方の胸の中だけにしまっておいて下さい。少なくとも給料を貰う場というのは、「成果」を提出する場のはずです。サラリーマンは数多かれど、プロのサラリーマンというのはなかなかいない。
あー、残業キライ。
2004.09.20 アニメ音楽
最近、うちの嫁さんがOrigaというロシアの歌手のアルバムを大量に買って来た。ヒーリング音楽風の、スローテンポな曲が多く収録されている。
なぜこんなアルバムを買って来たかというと、アニメ「攻殻機動隊」のテーマ曲を彼女が歌っていたかららしい。
攻殻機動隊は、作品自体もさることながら、音楽が素晴らしい。
従来の、ありがちな作品礼賛タイプではなく、作品のムードを盛り上げるようしっかり作り込まれている。残念ながら、攻殻の主題歌innerナントカは収録されていなかったが、我が嫁ながら良い耳を持っている。
はじめてアニメーションの音楽についていろいろ考え出したのは、小学生の頃銀河鉄道999劇場版のBGMを聴いてからだ。
999が始発駅・地球から夜空に伸びる一筋の線路をえんえんと登って行き、宇宙へと滑空する、そのシーンをイメージしたピアノソロ。ピアノソロですよ。旅立ちの力強さや冒険を予感させる勇ましさは、微塵も感じさせないものだった。
しかしマイナー調で悲しみを帯びたメロディは、とても斬新であり、なによりBGMとしてではなくそれのみ単独で鑑賞しても、充分に完成度の高いものだった。そしてそれは999という作品の雰囲気を何倍にも膨らませてくれていた。
子供故たいした情報収集は出来なかったが、アニメ音楽の地位が上がったというか、認知度が増したのはこの頃くらいからじゃなかったかな、と思う。
僕はアニメーションが好きである。ふと子供の頃を振り返った時、印象深い場面が脳裏に浮かんでくると共に記憶の向こうから聴こえてくる音楽は、どれも質の良い音楽であり、そんな音楽に自然に接して来た子供時代を過ごせた事を感謝している。そしてそのような思い出は、おそらく僕より上の世代には存在しないだろう(ひょっとしたら、下の世代にも)。それだけでも、僕らは幸せだ。
私的に、世界に通用すると考えるアニメ(もけっこう手掛けている)音楽作家の皆さんは次の通り。
富田勲(ジャングル大帝)、羽田健太郎(マクロスもいいけど、印象深いのはWizardry)、久石譲(一連の宮崎駿作品)、そして菅野よう子(攻殻)。
かくいう僕も、カテリーナ古楽合奏団のアルバムを2枚、注文してしまいました。良いものは良い!
カテリーナ古楽合奏団(ロバハウス)
http://www.roba-house.com/
2004.08.28 切れやすい
実家に帰ったついでに、久しぶりに新聞なぞ読んでみた。
切れやすい子供が増えて来ているらしい。
自分の子供の頃を振り返ってみる。切れやすい子供というのは、おそらく我慢が出来ないとかわがままばっかり言うとかそういう意味合いだと思うが、確かにそういう子はいた。だいたいクラスに一人くらいの割合だったと思う。
こういう子供はよくいじめられていたとも記憶している。ヒステリーとは違う、すぐ泣く、暴れ出す、自分の気に入らない事はやらない、こういう連帯感の希薄な者に対する待遇は、子供の世界の方がシビアだった(気がする)。
おそらく切れやすい子供というのは、頭が良くてカンのいい子なんだろうなと思う。ただ、子供だから世間が納得する自己表現方法が出来ないだけなのではないだろうか?
という理解を示しつつ、こういう子らに接する時には思いっきり不条理な方法で対処したいと思う。オレが法律だ!といきなり叱り飛ばすとか。
この世にはいかにたくさんの不条理な事があり、ある部分においては納得出来ようが出来まいが従わなくてはならないという事を、大人の一人としてプライドを捨てて教えてあげたい。
理屈の通らない事を受け入れ、柔軟に対処出来る力、我慢どころを見極める力、これを身に付けないといい大人にはなれないぞ。
2004.08.22 被曝について
久しぶりに正しい漢字の使い方を目にした気がする。ヤフーニュースの記事だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040822-00000301-yom-soci
美浜原発の水蒸気事故に関する報道だが、放射線を浴びたか浴びてないのか、そのことについて書いてある。
内容はともかく、「被曝者」という単語を使っている事に注目して欲しい。
美浜原発の場合は、爆弾が落ちたわけではないので、まあこの言葉しか使い得なかったのだろうが。
いつ頃からだろうか、広島・長崎の原子爆弾の被害者を「被曝者」ではなく「被爆者」と表記するようになった。
これはおかしいと思う。被害者の方々の存在が、一般的な戦争被害者の方達とは違う歴史的意義を持つのは、彼等が放射能汚染を受けたからであり、決して爆弾を受けたからという単純な理由だけではない。
このへんのニュアンスが、「被爆者」という単語では伝わらない。「被曝者」、放射能に曝された(さらされた)人達、という言葉を使ってこそ、ぼくらは原爆ならではの悲惨さ、翻って人としての尊厳の重みを感じる事が出来る。
文部省が正しいというから漢字を選ぶのではない。そうじゃないと意味が伝わらないから、言葉を選ぶのだ。自分の想いを表す、意見を述べるための非常に大切な動作、それが言葉を選ぶということだ。
そんな部分まで事なかれ主義に陥ってどうする?
2004.08.15 皆様へ
サイトの更新作業に余念がありません。
さて、どうにか全ページ、復旧を果たせそうです。ただ、イタリア旅行記や徒然バックナンバーは、以前のデータを丸々コピーして持ってきただけなので、リンク関係がちょっと怪しかったりします。お気付きの点ございましたら、ご連絡頂けると助かります。
リニューアルにあたり、このサイト、あちこち簡素化しています。
また、いくつか撤去したコンテンツもあります。
肉付けはこれからぼちぼち続けていくつもりですが、もうちょっとShadeを使った楽しさが全面に出るサイトにしたいですね。
「存在しないものが、あたかも本当にそこにあるような、この不思議さ、面白さ」の気持ちを忘れずにね。
2004.4.25
Macな話題
久しぶりにMacOS9で起動してみた。
何ヶ月ぶりだろう。あたかも、今は使わなくなって久しい古い制御室のドアに鍵を差し込み、そっと回してみたような気分だ。
このサイトでもOS9のコーナーを設けているが、もはや次期バージョンが出て4年程経ち、今ではサポートしているハードすら売られていないこの旧OS、じつはいまだ根強いファンが多い。ある著名なMacファンサイトの管理人氏によると、これは旧来のMacOSが持つ性格と、Macの主な支持者である学者や芸術家といったクリエイティブな人々との相性が良いせいだ、ということらしい。
僕自身、OS10が発表された後でもしばらくは9を使いつづけてきたクチだ。
例えて言えば、OS9は昔ながらの大工道具だ。単純なトンカチや錐、鋸が整然と箱に納められている。ユーザーはそれらを工夫して使う。初心者でもある程度は作業が可能だし、ベテランになると非常に高度な創造が可能だ。
OS10は、電動工具かな。優れた、モダンな道具が揃えられているが、そのどれもが内部にブラックボックスを持っていて、「使いこなせる自由」があらかじめ決められている。もっと言えば、間違いをやらかす自由が存在しない。
僕の0S9、使いやすいですよ。まずWXGという、EGやATよりも軽くて自在なIMが入っています。こいつを使って、おそらくコンマゼロ何秒で起動するYooEditに文章を書きつけます。
そうだメールといえば、先日.Macに保存していた受信メールがすべて消えてしまいました。ゴミ箱フォルダや迷惑メールフォルダに入れているメールは全て残っていまして、ということは誰かが故意にアクセスして消去したのではなく、おそらく.Macのシステム的な問題だと思います。
ただいまサポートと確認作業中。
スナックの話
最近は一晩でン万円使い、タクシーで帰宅するといったお大尽遊びをする事もなくなった。さて・・・
ダメなスナックランキング
第3位 客を放置
常連だけで盛り上がる、あるいはカウンターから出てこない。とにかく放置。オーナーや責任者不在の店に多いタイプ。
第2位 うそつき!
カードが使えるといっておきながら、いざ会計のときに現金しかダメと言う。なあハム吉くん、思い出さないか?
第1位 客が気を配る
お姉ちゃんの教育がなっていない。話が出来ないからこっちが話題を作って場を盛り上げる。そんなこんなで頑張っていると、不意に違う席に立って行ったりして、今までの苦労は何だったの、と残されたこっちは目が点になったりする。接客=甘える、と勘違いしているタイプ。そんな女給はキープ瓶でガイ骨ひっぱたいてやり(以下自粛)。
なんでカネを払ってくたびれに行かないといけないのか。
ある店のママと上のような話をしたところ、こんな答えが返ってきた。
今、お店に入っている女の子のほとんどが人材派遣。お店がどうなろうか本人にとっては関係ない。期間限定で契約して、違うお店を渡り歩く。だから接客なんて考えていない、と。
今、日本の労働環境は人材派遣が多くなってきている。腕一本で世間を渡り歩くといえば聞えはいいが、腕と\の他に何を人生に遺せる?刹那で仕事をこなして、人の資質は上がるのか。
僕は古いタイプの人間なのかも知れない。
スポーツカーの事
車は全てスポーツカーでなくてはならない、と常々思っている。免許をとって10年、その間2台のレビンと1台のインテグラtype-Rを乗り継いできた僕が言うのだから間違いない。
クルマとは、途方もない質量の金属が人力では制御の出来ない内燃パワーで屋外を動き回るものである(最近は電力を利用していたりもするが)。下手に人間と接触すれば、怪我どころじゃ済まない。よって操作にある程度の(免許所持以上の)技術と反射神経が必要なのは言うまでもないが、その操作が出来るだけ俊敏に、正確にクルマに伝わり、実行されなくてはならない。つまり、よく走り、よく曲がり、よく止まるクルマ、スポーツカーこそが真に乗る価値のあるクルマなのだ。
某大手メーカーの国民的自家用車に乗ることがある。そしていつも思う。うわ、ハンドルどおりに曲がらん、ブレーキの効きが甘い、つまり、とっさの動作に反応しない!
この操作感のユルさ。これは運転技術中級以上の人じゃないと乗ってはいけないクルマだ、と。衝突安全性能で自分を守るよりも先に、他人を傷つけないパッシブセーフティを鍛え上げるほうが先なのではないか。
ところで勘違いしてほしくないのは、よくいるやたらと排気音のうるさいクルマ、スレスレまで車高を下げているクルマ、ウィンドウズのデスクトップ並みにメーカーのロゴで車体が埋めつくされているクルマ、そんなクルマはスポーツカーとは言わない。
よく走り、よく曲がり、よく止まるクルマ、これこそがスポーツカー。そして”速い”というのは90%までが乗り手の資質による、という事。
腕に覚えのある皆さん、自分のクルマのタイヤが今、路面のどのへんに接地しているか、感覚的につかむことができますか?
クルマを操るというのは、そういうことだと思う。
2004.3.12
眠い!
会社勤めを始めて、起きるのは六時。眠い!まだ暗いし。
しかし、以前の職場では毎晩日付けが変わってから帰宅していて、それでいて朝七時にはもう会社にいるような、そんな生活を何年も続けていました。それに比べると気安いもの。
十年くらいサラリーマンを続けているが、たいてい朝一番の出社。気負うつもりもないが、最近ではなんとなくプライドにもなってきています。
今の職場は、とにかくITというものに対する取り組みが真剣です。もう、スゴイ。
イントラネットだし、自社サーバーをたてて顧客管理、財務処理を行っている。社内のコミュニケーションには、あのロータスノーツを7年程前から採用。責任者の先見の明には頭の下がる思いだ!
さらに関連会社まで巻き込んだネットワークの構築を現在検討中。
つまり、日々Windows漬けなのだ。
よく、パソコンは電卓の延長だ、という台詞を耳にします。これは実際に毎日目が回るくらいパソコンを触っていると、実感として感じます。
そして、電卓の延長じゃないとやっぱりつらいんです。例えばMacのインターフェイスみたいな、ちょっとエンターテイメント入ってますみたいな画面では、目にチカチカ、頭にフラフラと障って仕事の効率が落ちるような気がします。
やはり事務デスクの上で観るのは、スーツを着て現場管理や会計処理を行うのは、無味乾燥だけどチャキチャキ動くWindows2000、98がふさわしい。
今の職場は、何の縁か僕が生まれた場所、12才まで住んでいた場所の目の前です。
といいますか、住んでいた家を潰して更地にして、社員駐車場として利用しています。
幼馴染みや、そのお父さんお母さんが同僚として一緒に仕事をしていたりします。
そんな人達に囲まれて、事務方の人間として好きなパソコンを使って仕事をしています。
あまつさえ、社内IT化推進委員のメンバーに選ばれてしまいました。
まったく、人生って面白い。
ロータスノーツ:IBM
2004.2.29
おかげさまで新しい職場が決まり、生活を落ち着かせる事が出来そうです。
今までやってきた事が全てなにかに活かせそうな、そんな懐の深い会社です。頑張らないと。酒代稼ぐぜ!
今度の職場は、なんの縁やら僕の生まれ故郷の、それも生家のすぐ前に位置してます。不思議なもので、同じ通勤時間でも、都市部に向かうのと田舎に向かうのとではストレスが全然違います。勤務時間も決して短い方ではありませんが、ちっとも気にならない。人も良く、人間関係も気が楽です。
自分が今まで培ってきた事を活かしたくてしょうがない気分です。まあぼちぼちと。・・・
問題は、近所に銀行と食堂がない事かな。風光明美ですが。
2004.1.25
近況報告です。
身の回りで細かいイベントはいろいろと起こっているのですが、散漫で単発過ぎて、まとめきれない・・・。
まずShadeの話。
昨年末、イーフロンティア社より頼んだ覚えのないバージョンアップ版が届けられました。
取り急ぎ何かの間違いじゃないか、と問い合わせのメールを出したんですが、これは僕の方が勘違いしていました。
どうやら昨年末にバージョン6を入手した人には、無条件で自動的にバージョン7へのアップグレード版が送付されるようになっていたらしい。
僕の場合、該当する時期にバージョン4から6へのバージョンアップ版を注文していて、それで無償アップの条件に引っかかっていたようです。担当者の指摘に従いサイトを確認してみると、たしかにその旨謳ってありましたが、気付いていなかった僕としては”棚からボタ餅”気分です。
それで、7ですが・・・大幅に仕様変更した初期ロッドという事で、さすがにバグが残っています。これは各種3D関連フォーラムで詳細に報告されている事ですので、ある程度内容を把握している方も多いと思います。
僕なんか、初めて自分がShadeを触った時の事を思い出しましたよ。・・・
1999年5月に、初期型のiMacとともにiShade(R3相当)を購入しました。パソコンといったら、会社でワードやエクセルをちょこちょこっと触ったくらいのレベルです。もう本当に、右も左も分からない。まずコピー&ペーストが理解できなかった。
自由曲線を引きたくても、ドラッグを知らなかったのでなめらかなカーブが描けない、線を引いたはいいが、ところでこれどうやって書き終わればいいんだ?そんなこんなで買ってから1か月ばかりはShadeを触りませんでした。なんとなくモノを作れるようになったのは、インターネットにつないでいろんな3Dサイトを見て回るようになってからかな・・・。
その時初めて作ったのが、ファミコンのドラゴンクエストに出てくる「スライム」。レンダリングを終えて現れた画像を見た時の感動は、おそらくずっと忘れないと思います。この強烈なピカピカ感、クリア感、そして写真みたいな立体感。紙と鉛筆では絶対に表現できない世界がここにある!このソフトを極めたい!
「J'Tipo」という自動車雑誌に、スポーツカーの定義として次のような言葉があります。
「見てワクワク、乗ってドキドキ」。この言葉、大好きなんです。
これにあやかって、僕の3Dについての姿勢は
「見てワクワク、作って楽しい!」。一貫してコレです。
しかし「見てワクワク、乗ってドキドキ」って、うまく言ったものだ。これほど端的に、”ファミリーユース以上レーシングマシン未満”を表した言葉は、ちょっと他に目にした事がありません。本当に、スポーツカーの定義って難しいんですよ。
僕らの親の世代は「ファミリーカーの終わるところにあり、レーシングカーの始まるところにある」なんて言ってたりもします。
その車を擬人化したとして、”彼”と呼ぶか”彼女”と呼ぶかで判断する、という人もいます。たとえば、スカイラインGT-Rは”彼”だけど、フェアレディZは”彼女”だとか。
ウィルスの話。
僕はAppleのwebサービスである、ドットMacの会員です。
じつは会員向けに、AppleはVirexというワクチンソフトを無償で配付しています。無償とはいえ、毎月最新のウィルス定義ファイルはきちんと配付されているし、時々動作が(?)な時もありますが、操作はカンタンで使いやすく重宝しています。
このVirexで先日、久しぶりにクリーニングを行ったら4つのトロイの木馬が発見されました。
レポートを取得して早速そこに記載されているウィルス名でgoogle検索。なんだか「緊急」だとか、「システム改変」とか「感染即実行」とか恐ろしげな文字が目に付きます。マジでMacで良かった。
某海外の商用サイトを訪問した時に、Safari(Appleが無償配付しているブラウザ)が妙な警告を返してきたので、イヤな予感がしたんです。
MacOSがUnixになったために、ひょっとしたらUnixの世界のウィルスを受け入れるようになってしまったのではないか、そんな事を考えました。
じつは5年近くMacをいじっていますが、これほどたくさんのウィルス(?)に一度に感染した事がないため、ちょっと動揺していたりします。ネットサーフィンをする時だけ、常駐型のワクチンソフトを起動しておこうかな、なんて。
もちろんきちんとクリーニングを行いましたので、僕を感染源とする流布はないかと思います。ご安心を!
ちなみにうちのiBookに取り憑いていたのはコイツです↓
Exploit-ByteVerify
http://www.nai.com/japan/security/virE2003.asp?v=Exploit-ByteVerify
こいつが4匹も発見されました。
今のところシステムは正常に動いていますので、大丈夫みたい・・・かな?
Googleの話。
最近のニュースで「?」と思った事があります。
インターネットで欲しい情報を探す場合、大抵の人がYahoo!やGoogle等の検索サイトを利用するかと思います。
そのGoogleですが、こんな事がありました。
googleから、削除された理由(わけ)@悪徳商法?マニアックス
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/topic/index.html
トップページ
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/
「悪徳商法?マニアックス」とは、世間にはびこる悪徳商法(非常識なセールス、ねずみ講、詐欺等)を、実体験や実例を挙げて紹介する、ある意味「現代社会の歩き方」的な情報サイトです。妙な電話案内がかかってきた時や、取引先に不安がある時は一度覗いてみると良いでしょう。
黒バックに赤や白のフォントが目に付く、なにやらアングラな雰囲気ただようサイトではありますが、悪徳商法の糾弾が基本姿勢であり、実際の事件・体験談に基づいている以上誹謗中傷でもありません。
しかしここに紹介されている某会社がGoogleに苦情を入れ、「悪徳商法?マニアックス」はGoogleのディレクトリから抹消されてしまいました(通常の検索では問題なく表示されます)。Googleの言い分としては、サイトの内容が営業妨害等の犯罪行為に当たるからだそうで、ディレクトリに掲載するサイトとしてふさわしくないと判断したということです。
Googleのディレクトリが素晴らしいのは、Yahoo!のように厳選してなにを掲載するか、ではなく、何でも掲載する、でも広く紹介するのにふさわしくないものは掲載をお断りする、という非常に寛容な姿勢にあります。
最近、検索サイトが少し様変わりしてきた事にお気付きでしょうか。
通常の検索結果とは別に、「スポンサーサイト」なるものが上位に表示されるようになりました。
企業が、その検索キーワードでトップに表示されるように検索サイト側にお金を支払うのです。同じキーワードにお金を払う企業が複数出てくると、より金額を多く支払った方の会社が上位に表示される仕掛けです。
キーワードのオークションなるものも、すでに存在しています。
これは、お分かりかと思いますが正しい検索結果を表示するという検索サイトの本来の目的から、もはや大きく離れています。
さて、今回話題にした「悪徳商法?マニアックス」の件ですが、おそらくGoogleに横やりを入れた会社との訴訟に発展しそうな雰囲気です。プロバイダに削除要請まで行っているらしく、「悪徳商法?マニアックス」管理人氏も、削除に備えて訪問者に各自ログを保存するよう呼びかけています。
検索サイト、特にGoogleはサイトのカラーの判断機関ではなく、あくまで紹介機関のはずです。
企業の思惑に囚われないサイト紹介が、検索サイトの美点だったはず。
今回のリンク抹消は、先走り感が否めません。選考者は相当な知性派ぞろいのはずなのに、一体どうしたんだろう。
残念です。
2004.1.6
お正月。
天気もおだやか、身内にめでたい話もいくつかあり、本当に良い正月を過ごせました。
まず、大晦日から酒三昧。
嫁の実家で紅白を観つつ、義父と酒の応酬。両者ノックアウト。
花輪の佐賀の歌となんでだろ~しか覚えていません。
紅白以外は格闘技特番ばっかりみたいでしたね、年末のテレビは。なんだか栄光のローマ帝国滅亡期に状況が似ていなくもないです。
元旦も嫁の実家。前日からの泊まり掛けだったんですが、優しいご両親で感謝してます。で、この日も呑む。
二日の夕方から、僕の方の実家に帰り、さあこれからが本番です。向こうも手ぐすね引いて待ち構えています。
やっぱり博多の正月は、ブリ刺しですね。これさえあればなにもいらない。もう朝から何本でもオッケーです。
ブリ刺しは焼酎ではなく、やっぱり日本酒。それも熱燗でしょうか。
日本酒と魚介類が風味的にベストマッチする事はよく言われていますが、ブリ刺しは格別です。魚の肉、脂の旨味、味、風味が熱燗の酒のコク、鼻から抜ける香りと玄妙に絡み合って、プハーッという台詞しか出てきません。
でもう一杯。
酒が一息ついたらお雑煮。アゴ(日干ししたトビウオ)や鰹で出汁をとった比較的あっさり味のおつゆに、丸餅をふたつみっつ。具はかしわとカツオ菜に蒲鉾。あとは家によってはブリの切り身やアラ、スルメや昆布の刻みが入る。
ポイントはカツオ菜です。緑色の鮮やかさと、ほろ苦さ。これが入っていない雑煮は、もう考えられません。で、呑む。
腹が膨らんだら、焼酎に切り替える。適当に、おせちをつまみながらだらだらと団らんを楽しむ。と思いきや、年長者を酒で潰すいい機会とばかりに虎視眈々と狙っていたり(狙われていたり)するから面白い。
おせちってのは、本当にいい酒のつまみですね。
今年の正月で印象深かったのは、テレビで「まいど1号」を知った事です。
大阪の町工場のおっちゃん達が協力し合って、自分らの技術を活かして人工衛星を打ち上げようとしているプロジェクトの事ですが、いいですね、夢やパワーを分けてもらった気分です。こういうニュースは大好きです。
ちなみにうちの嫁さんの場合、元旦のトリビア特番で紹介されてた「屁負い百比尼」が一番印象深かった様子。いいとこの子女がついうっかり漏らしてしまったプゥを、私がやりました、と身代わりを買って出る役職ですね。
なにかヤな目にでも遭った事があるのか?
東大阪宇宙開発協同組合 SOHLA「まいど1号」
http://www.sohla.com/
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