★目玉を作る場合、ひとつだけ気にしている事があります。
それは、「光沢をいっさい使わない」という事です。
眼の最大の魅力は、ライトが写り込んだいわゆる”星”ですので、当初はなんとかきれいな光沢が出せるように試行錯誤をしたのですが、
結局、「顔オブジェクトが要求する”表情のためのライト”と瞳が奇麗に映える”星のためのライト”は違う事に気づき、やはり表情を作るライティングを優先すべきだろう」という考えに至ったのです。
しかし当然、瞳にも魅力的なライトが欲しい。それじゃあ、画像として星を書き込んでみればいいのではないか。
・・・といういきさつで完成したのがこのテクスチャです。
ちょうどレフ板が写り込んでいるように描いてみました。
ちょっと中央によりすぎている感じではありますが、これは瞳の上下部分が瞼に隠れるからです。
また、人によっては光彩やらきれいに描いてある場合もありますが、中~遠影の場合はもはや見えなくなり、かえって黒一色の方が引き締まった感じがして瞳に力が出ると思います。 |