キャプテンリーフの相談事

その美しさ、インゲン豆の青に勝るものはなし
真に羨むべき情熱(パッション)は、レッドピメントの赤と知れ!
さてその黄昏にうつろう胸の不安も、この船を思えば霧と消えん
敬愛する森の友人達よ、海賊船を産む許可を吾に与えよ
この世の宝を積み荷とし、無類の力と、空を遊び海駆ける脚を持つ、海賊船を!

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この森では、海賊船を建造する際には必ず評議会の許可を得ないといけない。なぜなら
強大な力は、健全で友愛の心をもって建造され、運行されるべきものであり、それは必ず
年を経た森の住人達の審査により計られるものであるからだ。
3色ウリ達の心をつかみ、クサノタマ達を感服させたリーフは、
やがてキャプテンの称号を許され、森の歴史上何隻か目の海賊船を任されることになる。
そしてその海賊船はワイルドリーフ号と名付けられ、あまたの海を旅することとなる。

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